このほど、小鵬G6が最初の車のラインオフを迎えました。新車は中型クーペの純電気SUVで、モデルYに直接対応します。発売は第2四半期末との情報もあります。

外観は、P7やG9などの小鵬のモデルと同様に、リング状のライトベルトやセパレートタイプのヘッドライトを採用しており、こちらもお馴染みと思いますが、全体的にシンプルでテクノロジー的なデザインとなっています。

後部は、兄貴分のG9に比べて丸みを帯びた若々しさで、貫通式のテールランプが中から切れ込むという趣向を凝らしています。サイズは縦横が4753/1920/1650mm、ホイールベースが2890mmとなっています。

インテリアも比較的シンプルで、ハンドルは小鵬家にはないデザインが採用され、むしろウルレET7に似ています。コンソールの浮遊スクリーンは14.96インチで、多くの機能がスクリーンに組み込まれています。

G6には、高精細地図への過度な依存から脱却し、本格的なフルシーン運転支援を実現する第2世代スマート運転支援システム「XNGP」も搭載されています。小鵬自働車はすでに上海、広州、深センなどで都市NGP機能を開放しており、これはXNGP第一段階能力の正式開放を意味し、今年下半期にはXNGP第二段階能力の開放を予定しています。

動力は、中国創新航の三元リチウムイオン電池を搭載し、ピーク出力218kWのモーターを搭載します。また、小鵬は800Vクイックチャージ技術と独自のクイックチャージ杭を持っており、新車のクイックチャージ速度が期待できます。