蓋世自動車通信
ドイツの自働車メーカーbmwが、ドイツでの内燃机関車の生産を中止したと、外信が報じています。バイエルンの主要工場は電気自動車のみを生産し、内燃機関車の生産は英国とオーストリアに移すと明らかにしました。

bmwは、他の競合他社とは違って、ガソリン車とディーゼル車の生産を全面的に中止する正確な時期をまだ決めておらず、懐疑的です。むしろ、電気自動車とガソリン車(ディーゼルも含めて)を共存させ、両方に多額の投資をするという計画です。

それでも、ドイツで内燃機関車の生産を停止することは、この老舗企業にとって大きな前進です。ミュンヘンにあるバイエルン自働車工場は、60年間内燃機関車のみを生産してきましたが、今月の初めに、最後の内燃機関エンジンの生産が完了したと発表しました。2020年11月、bmwはこの工場を電気自動車工場に転換すると発表し、そのために4億ユーロを投資しました。

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しかし、bmwは内燃機関車の生産を維持するために、これらの作業をオーストリアと英国の工場に移します。報道によると、ミュンヘン工場で内燃機関車の生産に従事する1,200人の従業員は2次訓練を受け、一部は他の地域にも移転し、将来的にはミュンヘンや他の場所で電気自動車の生産に従事することになります。

ドイツのメディアは、オーストリアのグレーツにあるBMWシュタイアー工場が同社のV8エンジンの生産拠点になる可能性があり、イングランドのバーミンガム郊外にあるハムスホール工場が他の内燃機関の生産の大部分を担うと報じています。

2021年10月、bmwはミュンヘンでフルevモデルi4の生産を開始し、2026年からはニーユークラッセの生産を開始します。その他のevモデルについては、iX、i7、次世代i5はディンゴルフィングで、iX1とiX2はレゲンスブルクで生産されています。

電気自動車分野では、bmwは多くの投資を行っており、ワッカスドルフにあるbmwの生産拠点に、高電圧バッテリーやその他の電気駆動部品をテストするためのバッテリーテストセンターを設置しています。また、bmwはこの地域にバッテリー工場を新設する予定です。

bmwは、電気自動車への大規模な投資にもかかわらず、内燃機関車を手放すことはなく、2030年までに全体の販売台数の50%を占めることを目標にしています。それに比べて、他の自動車メーカーは内燃機関車から電気自動車に力を入れています。