ゴムの定義
2023-06-21 11:06:371、ゴム:世界で通用するゴムの定義は米国の国家標準astm-d1566 (America Society of Test and Material)から引用します。次のように定義します。
ゴムは、大きな変形の下で迅速かつ強力にその変形を回復するために、改性(硫化)されることができる材料です。
変性のゴムは、沸騰したベンゼン、メチルケトン、エタノール-トルエン混合物などの溶媒には実質的には溶けません。
改性のゴムは室温(18~29℃)で2倍の長さに伸ばして1分保持した後、外力を除いて1分以内に元の長さの1.5倍以下に回復します。
①、ゴムは材料で、特定の性能と加工性能を持って、有机高分子材料に属します。
②、ゴムは室温で高い弾性を持ちます。
③、ゴムが改性されるということは硫化ができるということです。
④、改性のゴムすなわち硫化ゴムは溶解しませんが膨脹することができます。
2、生ゴム:配合剤が入っていないゴム。
線型高分子や枝鎖を持った線型高分子でできていて、有機溶媒によく溶けます。
3、混錬膠:生の膠と配合剤は加工して均一に混合してしかも交連されていないゴム。
よく使われる配合剤には硫化剤、促進剤、活性剤、補強充填剤、老化防止剤などがあります。
4、硫化膠:混錬膠は一定の温度、圧力と時間の作用の下で、線型の大きい分子から3次元の網目状の構造に交連して得たゴムで、普通溶剤に溶けません。