2023年6月9日、四川省宜賓で開催された世界動力電池大会の開幕式では、多くの専門家や学者、業界関係者が一堂に会し、業界の注目問題を共有し、新たな業界トレンドについて歓談し、産業の新たな発展方向を模索しました。

開幕式では、全国政協常務委員、経済委員会副主任の苗威氏が重要な演説を発表しました。市場の需要が大幅に増加したため、過去数年間原材料価格は右肩上がりで、炭酸リチウムを例にとると、2021年初めの市場価格は1トン当たり5-6万元程度でしたが、2021年下半期から価格が爆発的に上昇し、一時は60万元に達し、その上昇幅は10倍を超えました。キー材料の値上がりは下流企業に大きなコスト圧力をもたらします。しかし、苗市は、今年に入って炭酸リチウムの価格はすでに反落しており、15万-20万元/トンの区間で変動すると予想しています。

苗市市はまた、次のように述べました。中国の新エネルギー自働車産業は急速に発展していますが、それに伴って発生する問題は、使用済み働力電池の回収と再利用です。もしこれらの廃電池を正しく処理できなければ、重大な安全上の危険と環境リスクをもたらすと同時に、中国の希少資源であるコバルトとリチウムを浪費し、新エネルギー自働車産業の持続可能な発展に悪い影響をもたらします。

新エネルギー自動車の発展の加速は、党中央と国務院が下した重大な決定です。各方面の共同の努力の下で、中国の新エネルギー自動車産業の発展は積極的な効果を収めました。また、新エネルギー車の「心臓」として、働力電池も近年著しい進歩を遂げており、新エネルギー車産業の発展を支える重要な構成要素となっています。