韓国メディアは、東南アジアの電気自動車市場で韓国車のシェアが8.2%まで1割も落ちていると指摘しています。2019年のシェアは42%に達しており、この3年間で東南アジアの電気自動車市場は崩壊したことになります。

東南アジアの電気自動車の輸入シェアが25%から46%へと4割も急増し、中国の電気自動車が韓国車を圧倒し、欧米の電気自動車にまで市場を奪われています。

中国の電気自働車は価格がより安いからです。中国の電気自働車の販売価格は3万元と低く、中でも中国市場では五菱宏光miniEVが人気です。このような小型車はエアコン付きで、価格は3万元あまりで、雨風をしのぐことができます。これまで現地で広く使われていた三輪車の代替品として、暑い日や雨の日が多い東南アジアで人気を集めています。

中国の電気自働車の技術は急速にアップグレードされ、競争力を強化しています。わずか数年の間に中国が発売した200 ~ 300キロの電気自働車は、充電時間が1時間を超えていたが、今では30分以内で、このような航続は東南アジアの多くの国のニーズを満たすのに十分です。

東南アジア市場はすでに世界の重要な市場になっており、近年、東南アジアの経済発展のスピードが速いことから、東南アジアは次第に世界市場の重要な地域市場になっており、ここでは中国と隣接しており、中国の自働車が東南アジア市場に向かうのにも有利です。

中国のハイテク産業は、自動車だけでなく、メモリーチップでも韓国に大きな圧力をかけています。韓国のサムスン、SKハイニックスは、それぞれ世界トップのメモリーチップ企業であり、その中でもサムスンは長年にわたって逆週期的な拡大を続けてきましたが、中国のメモリーチップの攻勢に押されて、それができなくなりました。

中国メモリチップは昨年から大幅に拡張し、二期工程の生産開始に伴いメモリチップの生産能力が2倍以上に急増し、昨年以来、グローバルチップの供給過剰により、メモリチップ価格が下落したが、中国メモリチップはこのままではなく、最近618はさらに値下げ力を強化し、マイクロン、SKハイニックスなどに大きな損失をもたらした。中国とメモリチップの価格競争を続けることはできず、密かにディーラーに値下げをやめるよう伝え、サムスンはメモリチップの生産能力を下げると発表したということです。

メモリーチップや電気自働車だけでなく、韓国のパネルも中国のパネルに押され、ますます多くの業界が中国との競争に直面している。

韓国のハイテク産業は、中国の競争に直面しているため、韓国の輸出が減少し、韓国の貿易赤字が拡大しています。今年に入ってから4月まで、韓国の貿易赤字は過去最高を記録しました。