Oゴムリングの構造設計原理
2023-04-06 12:04:03O型のゴムリングは、圧縮した後にはじくことでシールをしますが、高圧ではシールギャップに押し込まれてひずみが生じます。
O型ゴムシールを良好なシール性と長寿命を達成するために、溝と隙間を合理的に設計しなければなりません。
隙間が大きいと、Oゴムシールが油圧で隙間を押し出して傷み、漏れてしまいます。
仕事の圧力が9.8MPa未満の時、通常ギアを設定する必要はありません。圧力が9.8MPaより大きい時、ギアを取り付けて、Oゴムのリングが過大な圧力を受けて押し出されないようにします。
一方向の荷重に対しては、一つのギアを設ける必要があり、双方向の荷重に対しては、二つのギアを設ける必要があります。