電気自動車の需要低迷でフォルクスワーゲン・ツヴィッカウ工場は人員削減か
2023-09-15 11:09:54ロイター通信によりますと、ドイツのdpa通信は13日、フォルクスワーゲンが電気自働車の需要低迷を受け、ドイツ東部の都市ツヴィッカウにある工場で人員削減を検討していると報じました。
画像提供:フォルクスワーゲングループ
dpa通信によると、vwは定期契約(fixed-term contract)の満了を認めることで従業員を削減しており、10月末までに数百人の従業員に影響を与える可能性があるとしています。dpa通信によると、従業員は約1万700人で、そのうち2000人以上が定期契約を結んでいるとのことです。
フォルクスワーゲンは9月14日(現地時間)にツヴィッカウ工場で従業員会議を開く予定だとしていますが、詳細についてはコメントを控えています。dpa通信によりますと、ドイツ金属労働組合(IG Metall)の代表は、フォルクスワーゲンの経営陣に対し、同社がどのように需要に対応しているのか、また、この工場で3交代制を継続するのかについて問い合わせたということです。
公式サイトの情報によると、ツヴィッカウ工場はフォルクスワーゲングループの3つのブランドの6つの電気自動車を生産しています。2018年、フォルクスワーゲンは12億ユーロ(12億9000万ドル)を投じてこの工場を電気自動車の生産工場に転換すると発表しました。電気自動車は内燃機関車に比べて従業員数が少ないですが、生産台数を増やすことで従業員数を安定させる計画です。
高いインフレと補助金削減により、欧州電気自動車市場の需要は少なからず影響を受けています。また、テスラや中国の自動車メーカーとの競争も激化しており、欧州でもev業界の競争力が懸念されています。ちょうど9月13日、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は、中国の電気自動車補助金について調査を開始すると発表しました。
本文出所蓋世自働車,均非商業用途,僅供読者参考,版権帰原作者所有。もし侵害または冒涜があるならば、連絡して削除します。