ゴムとカーボンゲルを結合させ
2023-09-26 10:09:50結合ゴムはまたバウンド・ラバー(bound-rubber)と称して、カーボン・ブラック混錬ゴムの中でその良い溶剤に溶解できない部分のゴムを指します。
結合ゴムは実質的にはフィラーの表面に吸着するゴムで、つまりフィラーとゴムの間の界面層の中のゴムです。
通常は結合ゴムを用いてカーボンブラックとゴムの間の相互作用力の大きさを測定します。結合ゴムが多いと補強性が高くなりますから、結合ゴムはカーボンブラックの補強能力を測る尺度になります。
mriの研究では、カーボンブラック結合の層の厚さはおよそ5.0nm、カーボンブラックの表面のすぐ側の層の厚さはおよそ0.5nmで、この部分はガラス状態であることが確認されています。
マザーに近い面は亜ガラス状で、厚さは約4.5nmです。