9月15日~ 17日は3日間休み。
9月14日(土)は通常通り勤務し。

中秋節(mid-autumn Festival)は、「月夕」、「秋節」、「仲秋節」、「八月節」、「八月会」、「追月節」、「遊月節」、「拝月節」、「女児節」、「団円節」とも呼ばれ、中国の多くの民族の伝統的な祝日です。三秋の半分に当たることから、春節、清明節、端午節とともに中国の四大伝統的な祝日とされています。

中秋節は先住民の天象に対する崇拝から始まって、上古時代の秋夕に月を祭ることから変化して来て、天子の夕月、秋社、月見及び月宮の伝説などの多くの風俗事項が合流してできた祝日です。先秦に起源して、漢の代に普及して、唐で定型化して、正式に北宋に立って、宋の後で盛んになって、明清の時期、中秋節と春節は併んで、中国の春節の第2の大きい伝統の祝日になります。2008年1月1日、国務院によって国家法定祝祭日に分類されました。中秋節には昔から、月を祭る、月見を楽しむ、月餅を食べる、花灯篭を見る、桂花を観賞する、桂花酒を飲むなどの民俗があり、それに加えて、各地で「兎爺売り」、「木中秋」、「火竜踊り」、「月歩き」など多彩な行事が発展してきました。

中秋節は千百年の伝承の中で幾多の進化を経て流転します。古い風習と多くの神話伝説、例えば嫦娥奔月、呉剛伐桂、唐明皇遊月宮など、中華伝統文化の中の多くの要素が中秋節に豊かな意味を注入しました。文人墨客はこれを利用して多くの詩や文章を残し、最終的には「家族団欒」の精神が今の中秋節の主要な意味となっています。中秋節は月の円と人の団欒を意味し、故郷を思い、家族を思い、豊作と幸福を願い、多彩で貴重な文化遺産となります。2006年5月20日、国務院により第一次国家級非物質文化遺産リストに登録されました。中秋節は中国のほか、日本、朝鮮半島、東南アジアなどでも流行しています。